人間関係で悩んだ時、自分の感情を無にする方法を試してみる。
ブッダの言葉で
『毒は解毒剤で制す』
というのがあります。
簡単に、毒は毒で消すということなのでしょう。
かなり違う方向の例えですが、床に油性のマジックで書いたものを、油性のもので消すことができたりする。こんな感じでしょうか。
人間には感情があり、ほとんどの人間関係は、この感情がコントロールできるか否かで、解決できるかできないかが決まると思います。
人間関係というくらいですから、自分に相手がある時のことになります。単独での行動、言動で悩んでいるわけではない時のことです。
しかしながら相手を変えることは出来ません。
自分がどう受け止め、どう考えていくか、で解決の糸をつかみます。
怒りに怒りの感情で対応すると、ぎくしゃくした関係は拡大します。
そこで毒は解毒剤を使って対応します。
*自分のことをにらむ人には、微笑みで返す。
*わがままを言う人には、とことん親切にしてあげる。
*自分を非難する人には、逆にその人を評価してあげる。
こんな感じです。人をにらむ人、わがままを言う人、人を非難する人、この三者には共通点があります。
《 自分を承認してほしい 》
そうこれです。この三者の人は、常に誰よりも認めてほしいんです。
人の心は合い鏡、という言葉がありますが、相手が怒っていたら、自分も怒りたい感情になるのです、合い鏡ですから。
しかし、同じ視点でいても関係はよくはなりません。怒っていたら、その逆をします。怒らない、という感情を選択するのです。わがままな人の前では、わが…